Q.前の勤務先が倒産したときは
経営の経験や実務の経験を、以前勤務していた会社に証明してもらうケースがあります。
当時円満に退職し、今も良好な関係であれば、電話一本でお願いして印鑑をもらえますが、
けんか別れしていたり、まして前勤務先が倒産などしてすでに業務を行なっていない場合は、証明の印鑑をもらうことができません。
どうすればよいのでしょうか?
まず、けんか別れしてしまっているときは、恥をしのんで頭をさげてお願いします。
それができないから困っているんですが、これから許可をとって独立した事業をはじめるというときに、そんなことで立ち止まってはいけません。
また、社長さんというのは誰であれ、自分と同じように独立して起業する人間が好きです。
当時は若気の至りでけんかしてしまったとしても、「新たに自分で許可をとって商売を始める、それについて過去の実績を証明して欲しい」、ときちんとお願いすれば、むげに断られることもありません。誠心誠意をもってお話ししてください。
お菓子などの手土産を忘れずに。
本題は前勤務先が倒産してしまって会社が無い、というケースですね。
この場合は勤務先の印鑑をもらうことはできませんので、当時の社長や取締役などの個人に証明してもらうことになります。
今は建設業とまったくちがうお商売をされていてもかまいません。
なんとか連絡をとってください。
元社長、元取締役の、実印と印鑑証明書が必要になります。
それも無理、というときは…
前勤務先が建設業の許可を最近までもっていた場合、大阪府にある許可申請書の控えで、工事の内容が証明できるかもしれません。
かつ、その当時、その会社に勤務していたことを年金記録や雇用保険などで証明できれば、認められるケースもあります。
または、当時の取引先や得意先に、証明してもらえる方法もあるかもしれません。
なんにしろ、うそ偽り無く、その当時仕事をしていたんだという事実を、たとえ細い糸でも探してたどっていくしかないのです。
あきらめずにがんばりましょう。
きっと方法は見つかりますよ。
TEL 0120-932-065 JR大阪駅徒歩8分。
大阪府建設業新規許可取得に実績多数。
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